この世界の片隅に
4月29日(土)公開
こうの史代の同名漫画を、監督・片渕須直がアニメ映画化
どこにでもある 毎日の くらし。昭和20年、広島・呉。わたしは ここで 生きている。
©こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会
すずは、広島市江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19(1944)年、20キロ離れた町・呉に嫁ぎ18歳で一家の主婦となったすずは、あらゆるものが欠乏していく中で、日々の食卓を作り出すために工夫を凝らす。 だが、戦争は進み、日本海軍の根拠地だった呉は、何度もの空襲に襲われる。庭先から毎日眺めていた軍艦たちが炎を上げ、市街が灰燼に帰してゆく。すずが大事に思っていた身近なものが奪われてゆく。それでもなお、毎日を築くすずの営みは終わらない。そして、昭和20(1945)年の夏がやってきた――。
本作は、昭和19~20年の広島・呉を舞台に、戦時中、毎日眺めていたものがいつしか変わり果て、身近なものが失われてもなお生きていく、主人公・すずの日々を描くアニメーション。原作は、第13回文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した、こうの史代の同名漫画。心に染みるこの原作を、映画『マイマイ新子と千年の魔法』(第14回文化庁メディア芸術祭 優秀賞受賞)の 監督・片渕須直がアニメ映画化に挑んでいる。
-
予告編
-
公式サイト
-
公開日
5月12日(金)まで
-
上映時間
4月29日(土)~5月5日(金) 16:45~19:10
5月6日(土)~12日(金) 16:30~16:55 -
入場料金
一般1800円/大学・専門学校生1400円/会員・シニア1200円/高校生800円/中学生以下500円
-
イベント情報
■舞台挨拶
5月7日(日) 16:30の回上映後 ゲスト(予定):片渕須直監督