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母という名の女

6月16日(土)公開

母性などない。あるのは欲望だけ――
隣にいるのは母ではなく、女という怪物だった。ミシェル・フランコ監督、衝撃のミステリー

母という名の女

©Lucía Films S. de R.L de C.V. 2017

メキシコのリゾートエリア、バジャルタの海辺に建つ瀟洒な別荘。そこに二人きりで住む姉妹のもとに、長い間疎遠になっていた美しき母アブリルが戻ってきた。17歳の妹バレリアは同じ歳の少年マテオとの間に子供を身ごもっており、突然舞い戻った母は献身的にバレリアの面倒をみるのだが、娘の出産をきっかけに、自身の影のある深い欲望を忠実に遂行していく…。母にいったい何が起きたのか?彼女はそもそもいったい何者なのか――?闇を覗き込んだ母娘の緊張感あふれる関係にメスを入れ、母、あるいは家族という幻想を吹き飛ばす、『父の秘密』『或る終焉』のミシェル・フランコ監督、衝撃のミステリー『母という名の女』がついに公開となる。

ペドロ・アルモドバル監督の『ジュリエッタ』できらびやかなヒロインを演じたエマ・スアレスは、本作において、内に秘めた欲望をとめどもなく全開させ、モラルの重力から解放された、理不尽極まりない行動に突っ走る、モンスターのような「母」というキャラクターを演じている。赤ん坊をわが子のように愛玩し、一方でエロティックな姿態をあらわにして17歳のマテオを誘惑し、やがては彼と同居し、新婚夫婦のごときライフスタイルを実践するのだ。優雅にヨガをし、高級マンションと別荘を持ち、クラブで踊り、男たちを欲情させ、そして娘たちより美しい母。しかしすべてを手に入れたかに見えた彼女に、崩壊の瞬間が訪れると、それまでの異常な執着心から突如として解き放たれ、興味のなくなった玩具をゴミ箱に捨てるように、別の日常へと姿を消していくのだった――。
ミシェル・フランコ監督はこの『母という名の女』で、母性という神話をこなごなに打ち砕き、崩壊した家族の無慈悲なまでのありようをむき出しにさせてしまう。人間こそが最も恐ろしく、さらには、人に姿を変えた怪物は日常に潜んでいる。「母」という不条理な存在に楔を打ち込む、衝撃のミステリーの誕生である。

監督:ミシェル・フランコ/出演:エマ・スアレス、アナ・バレリア・ベセリル、エンリケ・アリソン
2017年/メキシコ/スペイン語/カラー/ビスタサイズ/103分/配給:彩プロ

  • 予告編

  • 公式サイト

    http://hahatoiuna.ayapro.ne.jp/

  • 公開日

  • 上映時間

  • 入場料金

    一般1800円/大学・専門学校生1500円/会員・シニア1200円/高校生800円/中学生以下500円

  • イベント情報

    ■来場者プレゼント
    6月16日(土)にご来場のお客様にメキシコの伝統的切り絵飾り「パペルピカード」をプレゼント。(先着順/数量限定 提供:MALAIKA)

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