スパイネーション/自白
1月5日(土)公開
裏切ったのは、国だった
KCIAから国家情報院へ——40年間にわたる〈北朝鮮スパイ捏造〉の真相
©KCIJ Newstapa
2013年、脱北者でソウル市の公務員だったユ・ウソンさんが“北朝鮮のスパイ”として拘束された。しかし、国家情報院が提示した明白な証拠は彼の妹の「自白」証言だけ…。疑念を抱いたチェ・スンホ監督は、「ニュース打破」取材班とともに動き出す。取材を進めていくと、国家情報院の協力者が証拠書類の捏造を暴露し、自殺を図った。さらに被害者は脱北者だけではなかったことが判明する。韓国、中国、日本、タイをめぐる粘り強い追跡取材の末、映画は40年間途切れることなく続いてきた国家権力の中枢によるスパイ捏造の深い闇へと切り込んでいく。
監督は、『共犯者たち』で李明博と朴槿恵政権による言論弾圧と、それに抗うジャーナリストたちの闘いを描いたチェ・スンホ。本作が韓国で公開されたのは2016年10月。〈ろうそく集会〉が大きな盛り上がりを見せる最中、当時大統領候補だった文在寅は本作を観て、「国家情報院の改革」を公約に加えたという。
-
予告編
-
公式サイト
-
公開日
1月18日(金)まで
-
上映時間
1月11日(金)まで 20:55
1月12日(土)~ 21:00
※1月5日(土)、6日(日)のみ 16:45/20:55 -
入場料金
一般1800円/大学・専門学校生1400円/会員・シニア1200円/高校生800円/中学生以下500円
-
イベント情報