連続講座「現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜」
1月30日(土)公開
アートハウスへようこそ
Ⓒ2020AHG
1970年代から今日まで続く日本の<アートハウス>は、“ミニシアター”という呼称で親しまれてきました。ここは世界中の映画と刺激をもとめる観客が出会う場所。多様な映画体験によって、未来の映画作家だけでなく、さまざまなアーティストを育む文化的ビオトープとしての役割を担ってきました。上映されるのは、ただ楽しむための作品だけではありません。目を覆うほどグロテスクで、心をズタズタに引き裂く映画もあれば、ため息が出るほど美しい眼福の映画もあります。<アートハウス>の暗闇でスクリーンが反射する光を浴びることは、多かれ少なかれ――私たちの生き方を変えてしまう体験なのです。
「現代アートハウス入門」では、<アートハウス>の歴史を彩ってきた傑作を「ネオクラシック(新しい古典)」と呼び、ユーロスペースなど全国18の映画館で、7夜連続日替わりで上映します。さらに、2000年以降にデビューした気鋭の映画作家たちが講師として登壇し、作品の魅力を解説。作品から受けた影響なども語ります。その模様を開催劇場のスクリーンに投影し、みなさんとこれからの<アートハウス>についての知見を共有します。
ぜひこの機会に<アートハウス>のドアを開けてみませんか?
◆第1夜 1月30日(土)
上映作品:『ミツバチのささやき』 監督:ビクトル・エリセ
トーク:濱口竜介さん(映画監督)×三宅唱さん(映画監督)×三浦哲哉さん(映画研究者)
◆第2夜 1月31日(日)
上映作品:『動くな、死ね、甦れ!』 監督:ヴィターリー・カネフスキー
トーク:山下敦弘さん(映画監督)×夏帆さん(女優)
◆第3夜 2月1日(月)
上映作品:『トラス・オス・モンテス』 監督:アントニオ・レイス、マルガリーダ・コルデイロ
トーク:小田香さん(映画作家)×柳原孝敦さん(翻訳家)
◆第4夜 2月2日(火)
上映作品:『緑の光線』 監督:エリック・ロメール
レクチャー:深田晃司さん(映画監督)
◆第5夜 2月3日(水)
上映作品:『山の焚火』 監督:フレディ・M・ムーラー
トーク:横浜聡子さん(映画監督)×カラテカ矢部太郎さん(芸人・漫画家)
◆第6夜 2月4日(木)
上映作品:『阿賀に生きる』 監督:佐藤真
トーク:小森はるかさん(映像作家)×清田麻衣子さん(里山社代表)
◆第7夜 2月5日(金)
上映作品:『チチカット・フォーリーズ』 監督:フレデリック・ワイズマ
レクチャー:想田和弘さん(映画作家)
※上映作品の詳細や登壇監督のコメント等はチラシPDFでご覧ください
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予告編
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公式サイト
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公開日
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上映時間
16:50
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入場料金
30歳以下 1200円、31歳以上 1800円
【30歳以下特別先行販売】
1月25日(月)12:00~26日(火)20:00
【一般販売】
1月26日(火)20:00~
※上記販売期間中、全プログラムのチケットをユーロスペースHP(先行予約ページ)および劇場窓口にて販売いたします。
※30歳以下の割引チケットをご購入の方は、ご入場時に年齢が確認できるものをご提示ください。 -
イベント情報