野火
8月15日(日)公開
7年目 戦後76年 アンコール上映
第二次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。日本軍の敗戦が色濃くなった中、田村一等兵は結核を患い、部隊を追い出されて野戦病院行きを余儀なくされる。しかし負傷兵だらけで食料も困窮している最中、少ない食料しか持ち合わせていない田村は追い出され、部隊に戻るに戻れなくなった為に野原を彷徨うことになる。空腹と孤独、そして容赦なく照りつける太陽の熱さと戦いながら、田村が見たものとは…。
『野火』。今年で7年目の上映になります。
毎年多くの劇場さんが上映してくださること、多くのお客様が劇場に足を運んでくださること、あらためて喜びと感謝の念が溢れてきます。
今の世の中に『野火』が必要と思ってくださっている証と思います。
ウィルスの蔓延で世界のありようは大きく変わりましたが、世の中はよりエキセントリックにギスギスしてきていると感じます。
長い間戦争をしない国でいられた日本は、すでに大きく様変わりして止めることが困難になってきた状況ですが、皆がほんとうに望む方向に正確に進んでくれることを願うばかりです。
『野火』はその一助になると信じています。
『野火』を、ぜひ今年も、劇場で、体感くださいませ。
――塚本晋也
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予告編
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公式サイト
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公開日
8月15日(日)1日限りのアンコール上映
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上映時間
15:00
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入場料金
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イベント情報
■ティーチイン
8月15日(日) 15:00の回上映後
ゲスト:塚本晋也監督