こちらあみ子
7月8日(金)公開
たのしいこともさびしいこともーーー
あみ子が教えてくれるのは、私たちが“かつて見ていたはずの世界”
©️2022『こちらあみ子』フィルムパートナーズ
あみ子はちょっと風変わりな女の子。優しいお父さん、いっしょに登下校してくれるお兄ちゃん、書道教室の先生でお腹には赤ちゃんがいるお母さん、憧れの同級生のり君、たくさんの人に見守られながら元気いっぱいに過ごしていた。だが、彼女のあまりに純粋無垢な行動は、周囲の人たちを否応なく変えていくことになる。誕生日にもらった電池切れのトランシーバーに話しかけるあみ子。「応答せよ、応答せよ。こちらあみ子」―――。奇妙で滑稽で、でもどこか愛おしい人間たちのありようが生き生きと描かれていく。
主人公は、広島に暮らす小学5年生のあみ子。少し風変わりな彼女のあまりに純粋な行動が、家族や同級生など周囲の人たちを否応なく変えていく過程を鮮やかに描き出す『こちらあみ子』。原作は「むらさきのスカートの女」で第161回芥川賞を受賞した今村夏子が、2010年に発表した処女作「あたらしい娘」(のちに「こちらあみ子」に改題)。本作で太宰治賞、三島由紀夫賞をW受賞して以降、新作を発表するたびに現代文学ファンの間で大きな話題を呼んでいる。
主人公のあみ子を演じるのは、応募総数330名のオーディションの中から見いだされた新星・大沢一菜(おおさわ・かな)。演技未経験ながら圧倒的な存在感で“あみ子の見ている世界”を体現し、現場の自由な空気の中でキャラクターをつかんでいった。両親役には、日本を代表する俳優である井浦新と尾野真千子。監督は、大森立嗣監督をはじめ、日本映画界を牽引する監督たちの現場で助監督を務めてきた森井勇佑。原作と出会って以来、映画化を熱望してきた監督が、原作にはないオリジナルシーンやポップでグラフィカルな映像描写で新たな風を吹き込み、念願の監督デビューを果たす。そして、繊細な歌声とやわらかなクラシックギターの音色で聴く者を魅了し続け、国内だけでなく海外からも人気を集める音楽家、青葉市子が音楽を手がける。
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特報
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公式サイト
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公開日
8月19日(金)まで
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上映時間
7月8日(金) 12:15/16:05
7月9日(土) 14:00/18:50
7月10日(日)~12日(火) 12:00/19:10
7月13日(水) 11:50/19:10
7月14日(木) 12:00/19:10
7月15日(金) 11:30/19:10
7月16日(土) 14:25/19:00
7月17日(日)~22日(金) 14:25/18:50
7月23日(土)~29日(金) 18:30
7月30日(土)~8月5日(金) 18:30/21:00
8月6日(土) 20:50
8月7日(日) 16:45
8月8日(月)~11日(木) 16:25
8月12日(金) 16:45
8月13日(土) 16:55
8月14日(日)~19日(金) 16:40 -
入場料金
一般1800円/大学・専門学校生1400円/会員・シニア1200円/高校生800円/中学生以下500円
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イベント情報
■舞台挨拶&トーク
7月23日(土) 18:30の回上映前 舞台挨拶
ゲスト:大沢一菜さん、森井勇佑監督、青葉市子さん(本作音楽)
7月26日(火) 18:30の回上映後 トーク
ゲスト:児玉美月さん(映画執筆家)、森井勇佑監督
7月28日(木) 18:30の回上映後 トーク
ゲスト:山本奈衣瑠さん(モデル・俳優)、森井勇佑監督
8月11日(火) 16:25の回上映後 トーク
ゲスト:池松壮亮さん、森井勇佑監督
■来場者プレゼント
7月15日(金)よりご来場のお客様に『こちらあみ子』特製ポストカードをプレゼント(先着順、なくなり次第配布終了)
■舞台挨拶
※7月8日(金)と9日(土)に登壇を予定されておりました大沢一菜さん、森井勇佑監督ですが、新型コロナウイルス感染症の陽性と判定されたため、登壇がキャンセルとなりました。何卒ご了承いただけますようお願い申し上げます。
7月8日(金) 16:05の回上映後
ゲスト:井浦新さん、尾野真千子さん
7月9日(土) 14:00の回上映後
舞台挨拶中止