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あの子の夢を水に流して

5月20日(土)公開

「川がいい。海でも山でもなくて、川がいい。」
「この世界ってさ、“浮かぶもの”と“沈むもの”に分けたら、
“沈むもの”のほうが多いんじゃないかって――。」
熊本・球磨川を舞台に描く「生命」をめぐる物語

あの子の夢を水に流して

©「あの子の夢を水に流して」製作委員会

生後間もない息子を亡くした瑞波は、失意のなか、10年ぶりに故郷である熊本・八代に帰省する。瑞波は幼なじみの恵介と良太に久しぶりに再会し、3人で豪雨災害による傷跡が残る球磨
川を巡り始める。川を前にして語られる、それぞれが「あのとき」見たもの。3人はそこで、不思議な現象を目の当たりにする。

令和2年7月豪雨(熊本豪雨)を受けて制作された本作の監督・脚本を務めたのは、映画監督、アートプロジェクト・国際芸術祭ディレクターなど、多彩な才能を発揮する遠山昇司。『マジックユートピア』以来、6年ぶりの長編第3作。
本作は、ブラジルの「第12回バウネアーリオ・コンボリウー国際映画祭」にて最優秀監督賞と最優秀演技賞受賞(内田慈)をW受賞。インド最大の映画祭の一つ「第28回コルカタ国際映画祭」など、5カ国5つの映画祭に正式出品。
主人公・瑞波を演じるのは、『決戦は日曜日』(22)、ドラマ「silent」(22年/CX)などの注目作に出演が続く内田慈。舞台、映画、ドラマをはじめ、声優、ナレーターなど幅広い分野で活動している彼女が、球磨川を見つめ「生命」と向き合う。共演には、NHK朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」での記者役などで注目の俳優・玉置玲央が助演、そして熊本出身のベテラン俳優・中原丈雄、劇団「快快-FAIFAI-」の俳優・山崎皓司など多彩な顔が揃う。

脚本・監督:遠山昇司/出演:内田慈、玉置玲央、山崎皓司、加藤笑平、中原丈雄
2022年/日本/カラー/1.85:1/DCP/ステレオ/70分 配給:bench

  • 予告編

  • 公式サイト

    https://anoko-no-yume.com/

  • 公開日

    6月2日(金)まで

  • 上映時間

    5月20日(土)~26日(金) 19:00
    5月27日(土)~6月2日(金) 19:00

  • 入場料金

    一般1,800円/大学・専門学校生1,400円/会員・シニア1,200円/高校生800円(オンラインは900円)/中学生以下500円(オンラインは600円)

  • イベント情報

    ■舞台挨拶&トーク

    5月20日(土) 上映後 初日舞台挨拶
    ゲスト:内田慈さん、玉置玲央さん、山崎皓司さん、遠山昇司監督

    5月21日(日) 上映後 舞台挨拶
    ゲスト:遠山昇司監督

    5月24日(水) 上映後 トーク
    ゲスト:石川直樹さん(写真家)、遠山昇司監督

    5月31日(水) 上映後 トーク
    ゲスト:川内倫子さん(写真家)、遠山昇司監督

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