消えない灯り
11月3日(金)まで
その温もりは消えない。
父が遺してくれた場所で、二人はふたたび家族になる――

© パロマプロモーション
日本社会が抱えている空き家問題をモチーフに、亡き娘と父親の心の交流を描くヒューマンドラマ。主演の花村茉莉役に、映画『ヒカリサス海、ボクノ船』でデビューしドラマ、CM を中心に活躍してきた織田美織。本作で初主演を飾る。陽子役に第1回TAMA 映画賞で新進女優賞を受賞した『60 才のラブレター』、『哀愁しんでれら』の金澤美穂。茉莉の父親役に平田満、家を出て行った母親役に朝加真由美、ほかに温水洋⼀、宍戸美和公、塩顕治、北浦愛、諏訪珠理など、ベテランや個性派俳優などが脇を固める。
監督・脚本は「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018」ジャパン部門でベストアクトレス受賞の『痣』や、オムニバスホラー映画「狂い華」の一篇「呪いうつり」を手掛け、国内外でその手腕を高く評価されている井上博貴。現実の社会問題を背景に、観る者の心にそっと寄り添うヒューマンドラマを完成させた。
過疎化が進み、空き家の数も多くなってきた地方都市。
かつてその街に住んでいた主人公・茉莉は亡くなった父親の遺産として実家を譲り受けることになり、売却処分することを決めていた。
そんな中、遺品整理をしに実家に帰ってきた時、父の幻影を目にし、すぐに売却することに躊躇いを感じ始める。
職を失い、フリーター生活をしていた茉莉は、収入が少ないながらも、なんとか実家を売却せず、父の魂の居場所を維持できないかと模索し始める。
そんなある日、家の周りに不審者が彷徨いていると近所の人から連絡があり、急いで実家に戻ってみるのだが、その人物はかつて教師だった父を慕っていた教え子の陽子であることが判明する。茉莉は、そんな陽子から、折に触れ、自身の知らない父の話、娘である自身への想いを聞くことになり、亡き父への想いが募らせていく。
監督・脚本:井上博貴/出演:織田美織、金澤美穂、朝加真由美 平田満 ほか
2022/日本/カラー/アメリカンビスタ/74分 配給:ミカタ・エンタテインメント
-
予告編
-
公式サイト
-
公開日
11月3日(金)まで
-
上映時間
10月21日(土)~11月2日(木) 19:25
11月3日(金) 19:35 -
入場料金
一般1,800円/大学・専門学校生1,400円/会員・シニア1,200円/高校生800円(オンラインは900円)/中学生以下500円(オンラインは600円)
-
イベント情報
■初日舞台挨拶
10月21日(土) 19:25の回上映後
ゲスト:織田美織さん、宍戸美和公さん(以上 本作出演)、井上博貴監督
■舞台挨拶
10月25日(水) 19:25の回上映後
ゲスト:織田美織さん、諏訪珠理さん(以上 本作出演)、井上博貴監督
10月28日(土) 19:25の回上映後
ゲスト:織田美織さん、金澤美穂さん(以上 本作出演)、井上博貴監督
11月1日(水) 19:25の回上映後
ゲスト:織田美織さん、塩顕治さん(以上 本作出演)、井上博貴 監督