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[窓]MADO

11月18日(土)から11月24日(金)まで

化学物質過敏症の原因を巡り、
同じ集合住宅に住む2つの家族で争われた裁判を基に、
現代社会の問題に深く切り込むドラマ

[窓]MADO

©2022 towaie LLC

⽇本の、とある郊外の団地。同じ集合住宅に住むA家とB家。ある⽇、A家は階下に住む B家からのタバコの煙害によって「化学物質過敏症 / Multiple Chemical Sensitivity (MCS)」を発症したとして、B家を相⼿に4500万円の損害賠償を求める裁判を始める。「横浜・副流煙裁判」と呼ばれたこの実在の裁判は、やがて⽇本におけるタバコ裁判において⼤きな問題として社会的に取り上げられるようになる。

本作は、その過程で裁判資料として公に提出された “A家A夫の記した 4年に渡る⽇記”からヒントを得て制作された、事実を基にしたフィクション映画である。監督は⿇王。本作は⻑編デビュー作であり、B家の息⼦でありながら、両者の関係をフラットな想いで⾒つめようとする。原告家族「A家」と、被告「B家」。それぞれの家族を通して、「化学物質過敏症」が引き起こす様々な問題や分断を描く。劇伴⾳楽は板倉⽂。今作は「板倉⽂⾳楽映画」としての側⾯を持つ。

郊外のすずめ野団地に静かに暮らす、江井家。江井家は、英夫、英⼦、そして一人娘の英美の3⼈家族である。英夫は、娘の英美が2016年2⽉から、階下に住む家族“備井”の部屋からくるタバコの煙害に苦しめられていることを問題と思う。備井家の家族構成は、美井夫、美井⼦、そして⻑⼥の美井美。江井家と同じく3⼈家族である。英美は、歌を歌うことが好きでよくベランダで歌っているのだが、タバコの煙害によってベランダに出ることが出来なくなり、歌を歌えなくなってしまう。
英美の体調は⽇に⽇に悪化していく⼀⽅で、英夫は、トラブルを克明に記録するために⽇記をつけ始め、なんとかこの問題に対して対処しようと奮闘する。そんな中、英夫は娘が「化学物質過敏症」の疑いがあるということを知り、英美が「化学物質過敏症」を発症したとして、遂に医師から診断書を発⾏して貰う。これを機に、A家とB家の裁判闘争が本格的に始まるのであった。

監督・脚本:⿇王/出演:⻄村まさ彦、⼤島葉⼦、⼆宮芽⽣、MEGUMI、⼩林涼⼦、モロ師岡
2022/日本/カラー/4:3/82分/G 制作・配給・著作:towaie LLC

  • 予告編

  • 公式サイト

    https://mado-movie.jp/

  • 公開日

    11月18日(土)から11月24日(金)まで

  • 上映時間

    11月18日(土) 19:00
    11月19日(日)~20日(月) 18:40
    11月21日(火) 17:25
    11月22日(水)~24日(金) 18:40

  • 入場料金

    一般1,800円/大学・専門学校生1,400円/会員・シニア1,200円/高校生800円(オンラインは900円)/中学生以下500円(オンラインは600円)

  • イベント情報

    ■初日舞台挨拶

    11月18日(土) 19:00の回上映後
    ゲスト:西村まさ彦さん、大島葉子さん、二宮芽生さん、小林涼子さん、慈五郎さん(以上 本作出演)、麻王監督
    ※追加・変更あり

    ■トーク ※麻王監督は連日登壇

    11月19日(日) 18:40の回上映後
    ゲスト:二宮芽生さん、慈五郎さん(以上 本作出演)

    11月20日(月) 18:40の回上映後
    ゲスト:大島葉子さん(本作出演)、今関あきよしさん(映画監督)

    11月21日(火) 17:25の回上映後
    ゲスト:横山翔一さん(映画監督)、タカハシシンノスケさん(俳優)

    11月22日(水) 18:40の回上映後
    ゲスト:小川美潮さん(歌手)

    11月23日(木祝) 18:40の回上映後
    ゲスト:長久允さん(映画監督)

    11月24日(金) 18:40の回上映後
    ゲスト:西村まさ彦さん(本作出演)

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