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ブラジル映画祭 in 東京 2024

3月8日(金)公開

ドラマ、ロマンス、ドキュメンタリー、伝記映画など
ブラジル現代映画6本を東京と名古屋で上映

ブラジル映画祭 in 東京 2024

現代ブラジル映画の長編作品6本が3月に日本の2都市で独占上映されます。東京・渋谷のユーロスペースで3月8日~14日、名古屋のミッドランドスクエアシネマで3月16日~20日にブラジル映画祭2024が、駐日ブラジル大使館、ギマランイス・ホーザ文化院および制作会社Linhas Produções Culturais(リニャス・プロドゥソェンス・クウトゥライス)とのパートナーシップ、そして在名古屋ブラジル総領事館の後援によって開催されます。幅広いジャンルの、いずれも国内外で観客・評論家の高い評価を得て大きな反響を呼び、数々の賞を受賞している作品をセレクトしています。


『プレーザ』 PUREZA
ブラジル/ドラマ、伝記/カラー/2022/101分/14歳以上/原語:ポルトガル語
監督:ヘナット・バルビエリ (Renato Barbieri)
出演:ジラ・パエス (Dira Paes)、フラヴィオ・バウラキ (Flavio Bauraqui)、マテウス・アブレウ (Matheus Abreu)

ブラジル北東部マラニョン州の奥地でプレーザは息子のアベウとレンガ作りに励む。より良い暮らしを求め、息子はアマゾンの金鉱堀りに賭けようと決心する。音信が途絶えて数か月、プレーザは息子探しの旅に出る。町々を巡り、農場に潜り込み、農村労働者を勧誘・監禁する残酷な仕組みを発見する。労働現場の虐待を監視し責任者を処罰する特別部隊設立のきっかけとなったプレーザ・ロペス・ロヨラの実話に基づく。ブラジル全土における奴隷労働撲滅を目指す史上初の取り組みだった。


『エリス&トム』 Elis &Tom – Só Tinha De Ser Com Você
ブラジル/ドキュメンタリー/カラー/2023年/100分/ 一般/原語:ポルトガル語
監督:ホベルト・デ・オリヴェイラ (Roberto de Oliveira)、ジョン・トブ・アズライ (Jom Tob Azulay)
出演:エリス・レジーナ (Elis Regina)、アントニオ・カルロス・ジョビン (Antonio Carlos Jobim)、パウロ・ブラガ (Paulo Braga)ほか

ブラジル音楽史上屈指の歌手エリス・レジーナと、ヴィニシウス・ヂ・モライス (Vinicius De Moraes)との共作による「イパネマの娘 – Garota de Ipanema」で世界的名声を得た指揮者・作曲家・歌手・編曲家アントニオ・カルロス・ジョビンが共演したアンソロジー・アルバム(1974年リリース)の収録風景のドキュメンタリー映画。米ロサンゼルスで行われたレコーディング・セッションの舞台裏をプロデューサーのホベルト・デ・オリヴェイラが記録し、以来保管されてきた歴史的資料をまとめた作品である。


『エドゥアルドとモニカ』 Eduardo e Mônica
ブラジル/ドラマ、コメディ、ロマンス/カラー/2022/120分/14歳以上/原語:ポルトガル語
監督:ヘネー・サンパイオ (René Sampaio)
出演:ガブリエウ・レオーネ (Gabriel Leone)、アリッセ・ブラガ (Alice Braga)、ヴィットル・ラモリア (Victor Lamoglia)

80年代ブラジルの有名ロックバンドのボーカル兼ソングライターが作曲し、多くの世代を育んだ同名の曲に基づくラブストーリー。正反対でありながらお互いのために生まれたようなカップルのロマンスは、老若男女の心に響くだろう。2人は年齢も離れ星座も音楽の好みもライフスタイルも大きく異なるのに強く魅かれ合う。ラブストーリーであると同時に、あの時代のブラジルの若者の楽しみや迷い、仕事の抱負や愛する人との交際を活写した作品。


『ピシンギーニャ‐愛情深い男』 Pixinguinha - Um Homem Carinhoso
ブラジル/伝記/カラー/2021年/101分/14歳以上/原語:ポルトガル語
監督:デニーゼ・サラセニ (Denise Saraceni)、アラン・フィテルマン (Allan Fiterman)
出演:セウ・ジョルジ (Seu Jorge)、タイス・アラウージョ (Taís Araújo)、ダニーロ・フェヘイラ (Danilo Ferreira)

20世紀ブラジルで最も称賛されたアーティストの一人であり、今も世代を超えて歌い継がれる歌「カリーニョーゾ - Carinhoso」の作曲者、ピシンギーニャ (Pixinguinha)ことアウフレド・ダ・ホッシャ・ヴィアナ・フィーリョ (Alfredo da Rocha Vianna Junior)の人生と作品を描いた伝記映画。14歳で音楽の道に入ったときから、楽団と共にパリで過ごした日々、そして妻や家族との関係を描く。


『サウダージを胸に』 Saudade Fez Morada Aqui Dentro
ブラジル/ドラマ/カラー/2023年/110分/12歳以上/原語:ポルトガル語
監督:アロウド・ボルジェス (Haroldo Borges)
出演:ブルーノ・ジェフェルソン (Bruno Jefferson)、アンジェラ・マリア (Ângela Maria)、ホナウジ・ゴメス (Ronnaldy Gomes)

ブルーノは15歳の少年で、自分を取り巻くマッチョな文化の生み出す暴力や偏見に目をつぶってきた。しかし退行性疾患により徐々に視力を失っていく。思春期を過ごしながら、ブルーノはこの変化に学び、異なる目で人生を見つめなければならない。


『天使たちのテーブル』 O Clube dos Anjos
ブラジル/ドラマ、コメディ/カラー/2022/102分/16歳以上/原語:ポルトガル語
監督:アンジェロ・デファンチ(Angelo Defanti)
出演:オターヴィオ・ミーレル(Otávio Müller)、マテウス・ナシュテルガーレ(Matheus Nachtergaele)、パウロ・ミクロス(Paulo Miklos)

謎めいたシェフが企画した豪華な宴会で、旧友たちはかつての友情を取り戻していく。しかし、美食三昧と喜びに満ちた魔法のような一夜が明けると、1人が亡くなっている。死は宴会となんらかの関係があるのだろうか?彼らはその後、誘惑に負けず宴会に行きたいという衝動を抑えられるのか?

  • 公開日

    3月8日(金)から14日(木)まで

  • 上映時間

    【お詫びとスケジュール変更のお知らせ】
    「ブラジル映画祭 in 東京 2024」作品の本編尺に誤りがありました。それに従って各日スケジュールに変更がございます。誠に申し訳ございません。下記をご覧ください。

    3月8日(金)14:30『サウダージを胸に』/16:10 16:30『天使たちのテーブル』/18:20『エリス&トム』
    3月9日(土)14:30『ピシンギーニャ‐愛情深い男』/16:40『エドゥアルドとモニカ』/19:00『プレーザ』
    3月10日(日)14:30『サウダージを胸に』/16:10 16:30『プレーザ』/18:20 18:35『エドゥアルドとモニカ』
    3月11日(月)14:30『天使たちのテーブル』/16:45『エリス&トム』/18:45『ピシンギーニャ‐愛情深い男』
    3月12日(火)14:30『プレーザ』/16:50『サウダージを胸に』/18:40 18:50『エドゥアルドとモニカ』
    3月13日(水)14:30『ピシンギーニャ‐愛情深い男』/16:40『天使たちのテーブル』/18:50『エリス&トム』
    3月14日(木)14:30『サウダージを胸に』/16:20 16:30『エドゥアルドとモニカ』/18:45『プレーザ』

  • 入場料金

    一般1500円/学生・シニア・会員1300円

  • イベント情報

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