More/モア
5月10日(土)公開
この世界にモブなんていないんだよ…

ウエディングドレスの女を乗せた車が走る。康太とゆき。二人は幼馴染。無言の車は雄大な自然の中へと走っていく。二人の目的地はどこか。
過去と現在を交差させ、二人の会話を中心に進んでいく「後悔」のストーリー。
人は何かしらの「後悔」を抱えながら生きていく。
それでも、後悔しないように人は一生懸命今を生きている。
あの時こうすればよかった。
なんで言わなかったのだろう?
手を離さなければよかった。
もっと…。
些細なことがその後の生き方にも関わることに。
今を生きる人々へ。
前作のデビュー作「チャロの囀り」が2024年初頭にユーロスペースを皮切りに単館系で全国公開され、多くの反響を得たばかり。そしてはやくも末吉ノブ監督の長編二作目がユーロスペースにて劇場公開される。人間味を一番大切に、「人」を描き続けてきた作風。俳優ととことん向き合った演出や監督自らが撮影するMVでの経験を元に徹底した映像美など、見どころ満載となっている。
「後悔」を抱えながら生きる人間の葛藤と想いを込めた末吉監督のストーリーを時にテンポよく、時にじっくり見せる会話劇を書き上げたのは、新進気鋭の俳優兼演出家で脚本家の阿久津京介。自身も劇団の主催・「もあダむ」として演出や脚本家をするなど精力的に活動。特に会話での言葉のやりとりは見どころ。
出演は末吉監督の前作「チャロの囀り」でも主演を果たした卯ノ原圭吾。短編なども含めてすでに末吉監督作品には欠かせない存在になっている。大学在学中にシェークスピアの舞台で主演を果たし、その後数々のインディーズ作品に出演。2022年以降は「3653の旅」(野本梢監督)、「HAKUSHI PROJECT」(「You」野本梢監督 「再演」土屋哲彦監督「いろとりどりの」加藤大志監督) 、「ボクらのホームパーティ」(川野邊修一監督)と立て続けにメイン出演作品が劇場公開。2024年初頭に末吉ノブ監督作品である主演作「チャロの囀り」が全国劇場公開された。そして2025年3月には主演作「帰ってこなかった男」(小嶋貴之監督)が中篇ながらテアトル新宿で劇場公開されるという快挙も成し遂げた上、「Forgiveness -ワイズマンの孤独-」ほか公開予定作品が控えている。ゲイカップル役や記憶喪失の北朝鮮拉致被害者役、片言の日本語のタイ人役、等身大な好青年役など、出演する全ての作品で全く違う役柄をこなす、まさに次世代のカメレオン俳優。
そして卯ノ原圭吾の相手役には、みずみずしい魅力溢れる米村真理が出演。数々のMV出演や広告、舞台出演を経て今作で劇場公開作品としては初の主演に抜擢。卯ノ原圭吾と息のあった演技を披露している。
出演:卯ノ原圭吾、米村真理 ほか
監督・撮影・プロデューサー・原作:末吉ノブ
脚本:阿久津京介
宣伝:桐本絵梨花
制作:THE DARKMAN TOKYO/制作・配給:Sprocket Holes Japan
70分/2024年/日本/5.1ch/DCP
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予告編
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公式サイト
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公開日
5月10日(土)
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上映時間
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入場料金
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前売券情報
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イベント情報