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雨の首ふり坂

7月21日(土)公開

殺しを請け負い、諸国を渡り歩いてきた渡世人(アウトロー)たちの巡る因果

雨の首ふり坂

(C)2017時代劇専門チャンネル/J:COM/松竹

一人の老いた渡世人・白須賀の源七は、奇妙な運命の糸に手繰られるように、信州小諸の首ふり坂へ向かっていた。殺しを請負い、諸国を渡り歩いてきた源七。長い旅路の果て、信州追分で若い渡世人・白井の彦太郎と出会う。二人はその後、小諸宿で饂飩屋を営む茂兵衛と孫娘に助けられ堅気の世界に身を置く事になる。だが、つかの間の幸せは長く続くことはなかった。刺客、橋羽の万次郎と昔兄弟分だった藪塚の半蔵が、源七と彦太郎の命を狙っていたのだった。

時代劇専門チャンネルが、開局20周年記念作品として製作した新作オリジナル時代劇「雨の首ふり坂」。時代小説の大家・池波正太郎が自ら短篇小説を戯曲に書きあらためた股旅ものの傑作を、中村梅雀をはじめとする豪華キャストで初映像化。本格時代劇を作り続けてきた時代劇専門チャンネルが、新たにお届けする“アウトロー時代劇”の誕生です。原作となった戯曲「雨の首ふり坂」は、池波正太郎が自身の物書きの原点ともなった劇団・新国劇のために書きあげた作品。この戯曲は、池波正太郎が1971年に発表した股旅ものの短篇「雨の杖つき坂」を土台に、自らが設定や構成を新たに練り直し、さらに舞台の演出まで担当しました。主演は、チャンネルのオリジナル時代劇「鬼平外伝 夜兎の角右衛門」「闇の狩人 前篇・後篇」「冬の日」でも主演を務めた名優・中村梅雀。さらに、大杉漣、泉谷しげるといったベテランから、三浦貴大、中尾明慶といった若手俳優まで、世代をまたがった様々な俳優たちが顔を揃え、ドラマに男の色気をただよわせます。さらに音楽を担当するのは、ジャズや昭和歌謡を取り込んだ独自の世界観で多くの音楽ファンを魅了してきたEGO-WRAPPIN’。全編に流れる彼らの楽曲と、時代劇とのコラボレーションも必見です。

監督:河毛俊作/出演:中村梅雀、三浦貴大、中尾明慶、泉谷しげる、大杉漣
2018年/日本/93分/配給:時代劇専門チャンネル

  • 予告編

  • 公式サイト

    https://www.jidaigeki.com/kubifurizaka/

  • 公開日

    1週間限定特別上映

  • 上映時間

    10:10/21:00

  • 入場料金

    一般・大学・会員1200円/シニア1000円/高校生800円/中学生以下500円

  • イベント情報

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